なんてたくさんの紅茶があるのかしら。こまってしまった向日葵はウエイトレスさんに聞いてみることにしました。
「おすすめの紅茶はありますか?それにおなかがすいてしまって…。パンも食べたいのです」
「それでは"Queen Mary"という紅茶をおすすめしますの。丸くて大きなサリーラン・パンと一緒にどうぞ」
向日葵は、親切なウエイトレスさんが教えてくれたものをたのむことにしました。
 わくわくしながらまっていると、しばらくしてたのんだ紅茶とパンが運ばれてきました。ワゴンにひかれてやってきたお皿の上には、ほんとうにおいしそうなパンがのっていました。紅茶のカップはイチゴ模様のカップでした。
「こちらのお湯は紅茶の濃さを調節するためにお使いくださいませ。ごゆっくりとどうぞ」
ウエイトレスさんは、お茶の飲み方まで丁寧に教えてくれました。

 香り高い紅茶を飲みながら、焼きたての大きなパンを食べたとき、向日葵は思わずまた、ののののーんと歌い出しそうになってあわてて口をおさえました。あまりにハッピー気分で歌でも歌わないとその気持ちがおさえられなかったのです。

 すっかりとおいしい一時をすごした向日葵は、ふわふわ気分のまま歩いて部屋までもどると、そのままぐっすりと眠ってしまいました。

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